解剖生理

尾側脳神経群

投稿日:2017年11月29日 更新日:

第9〜12脳神経は尾側脳神経群とよばれています。

これらの神経核は脳幹の尾側である延髄に集まっているからです。
第9脳神経は舌咽神経,第10脳神経は迷走神経,第11脳神経は副神経,第12脳神経は舌下神経です。
舌やのどに関係する神経であり,働きの面でも群になっています。

延髄の障害でみられやすい症状はどれかと問われたら,この尾側脳神経群を思い出すといいでしょう。

脳神経を一度に全て覚えるのは大変です。
でも,一部分だけでも確実に覚えることができたら,自信につながります。

参考文献
馬場元毅:絵でみる脳と神経 しくみと障害のメカニズム 第3版.医学書院,2012.

2019年4月17日 加筆修正
2017年11月29日

-解剖生理

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

環椎(第1頸椎)

環椎の椎体はどこにいった?

環椎は椎体がありません。 そのことについて疑問に思ったことはありませんか?環椎には前弓と呼ばれる部分(図1)がありますが,それは普通の頚椎の椎体(図2)が細くなったものなのではないでしょうか? 図1 …

no image

筋の神経支配の覚え方 ざっくりと覚える方法

筋の神経支配を覚えるのは本当に大変です。しかし,覚えるしかありません。全て正確に覚えるのが最終目標ですが,大雑把に覚える方法があります。 下腿後面に手をあてて「1,2」大腿前面に手をあてて「3,4」上 …

ウィリス動脈輪

脳の動脈とその灌流域

脳の動脈とその灌流域は覚えるのが大変ですが,脳卒中のリハビリテーションでは必須の知識です。最低限覚えておきたいところをまとめてみました。 主な動脈の走行 脳の動脈には内頸動脈系と椎骨動脈系があります。 …

no image

多関節筋(二関節筋)の一覧

多関節筋の一覧を作ってみました。 多関節筋とは 多関節筋とは,2つ以上の関節にまたがっている筋です。2つの関節をまたぐのであれば二関節筋で,1つだけなら単関節筋(一関節筋)です。 もう少し正確に多関節 …

大腿三角と大腿動脈の関係

大腿動脈の触知

大腿動脈の触知について,解剖学的に少しだけ詳しくみていきましょう。 大腿動脈の触知 鼠径溝(下肢と腹部の境界)中央の下肢側で触れます。筋にはおおわれず,皮膚,皮下組織,大腿筋膜におおわれるだけで,太い …