間違えて覚えている医学用語の漢字(書き間違い)

はじめに

医学用語の漢字で,間違えて覚えていることが多いものを集めてみました。

理学療法士養成校での試験の採点で見つけたものがほとんどです。
よく使う漢字ばかりで,ちゃんと書いているつもりで,実は間違って覚えているという漢字です。

どこが間違っているか分かりますか?

全て,どこかが間違っています。
存在しない漢字になっているパターンと別の漢字をあてはめているパターンがあります。

漢字の間違いの例

答え合わせ

間違っているところに赤丸で示しています。

伸展の展

伸展の展の間違い

「表」などと同じように書いてしまうのでしょう。

内旋の旋

3 パターンあります。

内旋の旋の間違い

3 つめは施設の施になっています。

烏口突起の烏

烏口突起の烏の間違い

烏龍茶も「烏」ですね。
「烏」は「カラス」と読みます。鳥のカラスです。

大腿骨の腿

大腿骨の腿の間違い

「郎」と混ざるのかもしれません。

上腕骨の腕

上腕骨の腕の間違い

上の間違いはかなり多い印象です。

楔状骨の楔

楔状骨の楔の間違い

小さい字だと間違っているのかどうかが分からなくなります。

橈骨の橈

橈骨の橈の間違い

スマホなどのフォントサイズだと見えない違いです。

脛骨の脛

脛骨の脛の間違い

後ででてくる頸椎の頸と同じパターンです。

肋骨の肋

肋骨の肋の間違い

これが意外に多い間違いです。

頸椎の頸,頚椎の頚

頸椎の頸,頚椎の頚の間違い

同じにすればいいのにと思います。

僧帽筋の帽

僧帽筋の帽の間違い

「目」を 2 つ重ねていた人もいました。

走り書きで文字が変わる場合

漢字の間違いではありませんが,字が崩れすぎて別の字になってしまうパターンです。
とても多かったものを紹介します。

「P」と「D」が入れ替わる
「大」と「下」が入れ替わる

PIP 関節と DIP 関節,大腿と下腿のどちらなのかが分からないということがよくありました。
試験ではちゃんと書かないと回答が無効になってしまいます。

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おわりに

たまたま書き間違ったのではなく,完全に間違って覚えていたものだということは,多くの学生で確認しています。
間違って覚えてしまう学生が毎年いました。
私が担当していた科目でよく使う漢字に偏っていますので,探せばもっと見つかるかもしれません。

漢字を間違って覚えるということは,なんらかの弱点の表れだと思います。
自分の弱点を把握することは,とても大切なことだと思います。

2021年2月21日

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